ニュースリリース

2009年2月18日

無線方式によるエネルギー監視ソリューション「EcoQuest(エコクエスト)」の開発・販売について

ユークエスト株式会社(東京都千代田区、以下ユークエスト)は、建物内エネルギー環境の「見える化」の実現のため、東京電力株式会社(東京都千代田区)の技術的支援を得て、無線方式によるエネルギー監視ソリューション「EcoQuest(エコクエスト)」を開発し、本日より販売を開始いたします。

近年、環境・省エネ意識の高まりに伴い、エネルギーの「見える化」や空調機等の最適運転のため、ビルや商業施設などにおけるエネルギー監視へのニーズが高まっております。しかし、従来の配線工事を伴う有線による計測システムの場合、建物内における配線ルートの確保や、工事費用が必要となるなどの問題がありました。

そこで、ユークエストは、無線方式によるエネルギー計測システムを開発・実用化しました。無線方式による計測システムは、有線方式に比べて設置面では非常に便利ですが、電池駆動の場合、電池寿命の問題があります。「EcoQuest(エコクエスト)」は、独自の省電力プログラムの開発により、最大8年間の連続計測を実現しました(主な特徴1-2)。これにより、電池交換のサイクルが大幅に延長でき、計測システムのメンテナンスの負担が軽減できます。また、既存のビル管理システムとの連携も可能であり、従来システムの計測データとの一元管理も容易に実現出来ます。

「EcoQuest(エコクエスト)」は、製品シリーズとして、本日より「温湿度計測システム」を販売いたします。続いて、電力量、電流・電圧、パルス、温度(熱電対)等の計測システムの発売を順次予定しております。さらに、KDDI株式会社(東京都千代田区)のau通信網を利用し、集中監視センターなど遠隔地への通信サービスの提供も予定しております。

1. 主な特徴

1)妨害や電波干渉に強い無線通信を採用
IEEE802.15.4準拠の無線方式を採用しました。無線通信のチャネル設定が可能なため、無線LANとの電波干渉も回避することができます。また、無線が直接届かない場所でも、無線の中継機を置くことで計測データを収集することができます。
2)低消費電力設計により電池による長期間の運用を実現
各計測装置に搭載した無線モジュールは、無線通信の効率化など独自方式を用いて、長期間の電池駆動を可能としました。温湿度計を例にとると、専用リチウム電池を2個(並列接続)使用した場合、1分間に1回の計測と無線通信を行う設定で電池交換をすることなく8年間の連続稼動を実現しました(理想環境にて)。AC電源の取れない場所への設置に有効です。
3)ビルエネルギー管理システム(Building Energy Management System:BEMS)や遠隔監視システムとの連動が可能
データ収集装置はBACnet(Building Automation and Control Networking)プロトコルに対応しています。BACnet対応のBEMSであれば、すぐにデータ取得が可能になり、BEMSにて計測データを収集することができます。また、KDDIのau携帯電話ネットワーク等を使用して遠隔地のサーバに計測データを送信するオプションとして、KDDI通信モジュールを内蔵した通信BOXを販売予定です。通信BOXはUSBインタフェースを有していますので、各種データ収集装置と接続可能です。管理機能がないビルなどにおいて、遠隔監視システムを簡単に構築することができます。

2. システム概要図

概略図

3. システム外観

温湿度計子機の外観親機、子機、中継機とも同一の外観で統一感があります。

計測データをグラフィカルに確認することができます。
SCADA装置の画面イメージの例:トレンドグラフ表示

4. 温湿度計測システム製品価格

  • すぐに計測開始可能なSCADA装置セット(子機5台つき)236,250円(税込)
  • 自社サーバとの接続用のLAN接続セット(子機5台つき)126,000円(税込)
  • 子機は追加で1台 18,900円(税込)

電力量その他の計測システムは2009年度第一四半期(4~6月)に発売予定です。

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