Linuxで簡単に美しいGUIを実現 RTOSでも、Android/iOSでも
- Making embedded GUI development easy. -
概要
Storyboard はCrank Software Inc.が組込みシステムのために開発したGUI開発環境です。
UIをデザインする Storyboard Designer とターゲットでの実行環境のStoryboard Runtime Engine で構成されます。
スクリプト言語”Lua”を採用することで、アーキテクチャに依存しない軽快なUIを提供します。
特にLinux環境では、実行時に、コンパイル・リンクの作業を必要としませんので、Cut & Try を行う場合に強力な開発パフォーマンスを発揮します。
Storyboard Designerの特徴
- 直感的なデザインツール
- Photoshopで作成したデザインをそのまま取込み可能
- Hierarchy(階層)Naming(名前)Position(位置)Fonts(フォント)Visibility(表示)の情報をそのままStoryboard内で利用します。
- Photoshop デザインの再インポート機能
- システムとの連携に影響を与えることなく、更新されたPhotoshopのデザインを再度取り込むことが可能です。これにより、開発途中のデザイン変更や、画面サイズの異なる派生機種の開発が容易です。
- gif, jpeg, bmp, png の画像部品の取込み可能
- プログラミング不要のアニメーション作成
- アニメーションタイムライン機能によりデザインツールだけでアニメーションを作成可能です。
- Windows、 Linux、Macに対応
- Bitmap Font/True type Font の取込みに対応
- UNICODE対応
- Translation 機能による多国語言語対応
- 複数のテキスト表示を各国語毎に一元管理できます。
- デザインの差分取り込み機能で多人数での同時作業を簡単実現
- 瞬時に起動するシミュレータで 快適な Cut & Try
- Windows 実行形式(exe)の生成機能
- StoryboardがインストールされていないPCでシミュレート可能です。
- 多くのデザインサンプルを提供
- アイコンなどの部品をWeb公開
Storyboard Runtime Engineの特徴
高いスーケラビリティ
- メモリ資源の制約が大きいCortex-M に代表される MCU から、複数コアを搭載する上位 MPU まで幅広いマイコンに柔軟に対応します。
- ハードウェアアクセラレータ対応
- それぞれのマイコンに搭載された2D・3Dエンジンに対応します。
- OpenGL ES 2.0対応
- システムとは Storyboard I/O により簡単接続
- 使いやすい描画機能
- 豊富なエフェクト
- イベント、アクション、対象の組合せで自由に設定でき、システム層からの通知をイベントに設定することも可能です。
- アルファブレンディングと回転
- 複数の入力ソース
- タッチスクリーン、キーボード・マウス、ジェスチャーエンジンなどに対応します。
対応CPU
- NXPセミコンダクターズ製
- i.MX6, i.MX7, i.MX8, i.MX RT1050, i.MX RT1060
- ルネサス エレクトロニクス製
- RZ/A1H, RZ/G1M
- STマイクロエレクトロニクス製
- STM32F4, STM32F7, STM32H7シリーズ, STM32MP1シリーズ
テキサス・インスツルメンツ、Microchip Technology、Broadcom(Raspberry Pi) など各社ARMマイコンにも対応。
インテルx86(PC/AT)対応。
対応OS
- Linux
- Windows
- QNX Neutrino
- INTEGRITY
- VxWorks
- FreeRTOS
- Android
- iOS
- μC3
評価版ダウンロード
Crank Software社のWebサイトから無償で30日評価版をダウンロードできます。ダウンロードすると、30日間限定ライセンスキーが発行され、その期間はターゲットでの実行環境Storyboard Runtime Engineを含む製品版のすべての機能を評価いただけます。
https://www.cranksoftware.com/free-trial
体験設計認証を取得
Storyboardは一般社団法人体験設計支援コンソーシアム(以下「CXDS」)より第1回体験設計認証で体験設計支援ツール部門の認証を受けました。
体験設計認証(CXD)は、優れた体験を提供する製品・システム・サービス等の開発・運営に関わる企業の連携事業成果等を認証し、広く社会に知らしめることを通じて、体験設計を支援・推進するために制定された認証制度です。
※記載されている製品・システム名は、各社の商標または登録商標です